10日(土)は午後2時から勝山千帆さんのお話会でした。すごい暑さの日!、歩いてこられた方もおいでで、汗をふきふきたくさんの方が来てくださいました。途中で気付いてお水を用意したのですが、暑さにもかかわらず、「飛ぶ魚」に足をお運びくださりほんとうにありがとうございました。「飛ぶ魚」は太陽光発電なので、こんな日はクーラー日和なのですが、あの暑さにはききめはいまいち、もっともっとお水がほしかった方のいらしたことでしょう。
黒いドレスに長い黒髪のすてきな勝山さんは終始自然体で語りかけられていました。はじめに目をつむって、「きのうのことやあしたのことを思う心のおしゃべりをやめて『今』に集中し、呼吸に集中してみましょう」、と呼び掛けられ、みんなでしばしの瞑想をしました。会場全体に落ち着いた「気」がゆきわたったあと、お話がはじまりました。
まず勝山さんが絵本をかきたくなったきっかけとなったという、小学2年生だったときのかわいい絵入りの絵本の感想ノートを紹介してくれました。そこに励ましの感想を書いてくださった担任だった今里先生も会場に来てくださっていて感動的でした。そのあと絵本をかくにいたる学生時代のこと、「ちひろ美術館」時代のこと、絵本出版にいたる出版社とのやりとりなどのお話を具体的に語ってくださいました。そして今、心と体が一体になって大きなものにつながり、命あるものがともに生きることがどんなに大切かについて語ってくださいました。ヨガの先生でもある勝山さんならではのお話でした。ギャラリーの壁に飾られている美しい静かな植物、生物たちの絵がお話会を見守っていました。
2Fでは子どもたちが、いね子先生、リエ先生とシャボン玉をしたり、びっくり宝箱で遊んだり、イタリアみやげのタコの指人形で遊んだり、『たこなんかじゃないよ』『ちびたこタコラス』などの絵本もたくさん読んでもらい楽しく過ごしました。次回のお話会のときもぜひ、お子さん連れでいらしてくださいね、といういね子先生からの伝言です。
お話のあとは、サイン会をして、自家製のゼリーとアイスコーヒー、アイスティーを召し上がっていただきました。ゼリーには果物のほか、庭のミントの香りと、畑でとれたブルーベリーを入れました。朝40個以上のゼリーを作ったのですが、冷蔵庫のスペースをいかに確保するか、先月から考えていたアルミのトレーを活用する方法で成功、無事できてよかった!
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