気持ちのいい風が吹き渡る勝山千帆展最終日。見逃したら大変と、たくさんの方たちがいらしてくださいました。初めて来てくださった方たちもいらして、また今日も楽しい出会いがたくさんありました。子どもたちは、絵本を読んだり、したの畑でブルーベリーを摘んだり、かるたをしたり、赤ちゃんはテラスにマットをしいてもらってすやすや眠っていたり。おだやかで、でもわれわれは大忙しの日になりました。
暑い暑い夏の日から始まり、さわやかな秋の日になるまでの6週間、一日もかかさず会場につめてくださった勝山千帆さん、カフェのほうも手際よく明るく手伝ってくださって、みなさんと気さくにお話されて、ほんとに楽しい展覧会になりました。「たのしかったね!」といって展覧会は終わりました。ここ湯河原に住む勝山さんの自然とともにある絵、そして地元から見にきてくださったたくさんの方々、こうやって、絵と人、人と人、子どもと絵本が結びついてくれることを心から嬉しく思います。
さて、次回は9月27日(金曜日)から11月2日(土曜日)の金曜日と土曜日、「いまきみち展+カオハガンキルト展」がはじまります。刺繍の原画ですので、絵本で見るときとは一味違う、原画を見る楽しさがあるとおもいます。カオハガンキルトは空に鳥、海に魚、地面に人、動物をおおらかに配置した、こだわりのない造形と色彩の、キルトです。
9月28日午後2時より「いまきみちさんお話会」-絵本ができるまでーというタイトルで、いまきさんと、私(作田)の対談形式で行います。そのあと、展示絵本「ヒコリみなみのしまへいく」などをオリジナル曲のついたスライドで上映します。どうぞお子さんたちとごいっしょにいらしてください。まだ少し人数に余裕がありますので、興味のある方は早めに「飛ぶ魚」まで、お申込みください。
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