「飛ぶ魚」の今回の展示は、いまきみちさんの刺繍絵の原画、お皿、エッチング、カオハガン島からやってきた大小のキルト、Tシャツが並んでいて、さながら南の島のお店のよう。
『ヒコリみなみのしまへいく』の原画の刺繍絵を見て、感嘆の声があがっています。ぴっちり細かい刺繍も素敵ですが、いまきさんの刺繍絵は生藍で染めたブルーに絵具を重ねたりしながら、おおらかな構図のなかで、ていねいに刺繍であらわされた人物やものが描かれています。手仕事の楽しさと同時に、お話の世界のぬくもりが伝わってきます。 ほかに優しいエッチング、海を感じる陶器のお皿、楽しい刺繍絵の作品があります。
いっぽうの壁面は、とても自分では考え付かない配色、構図、造形のキルトで飾られています。次々に気に入ったキルトを探したくて、たたんであるキルトを広げては、眺めている方たちもおいでです。また、今回も雅子ちゃん作のかわいいオリジナルクッキー「ヒコリ飛ぶ魚クッキー」(200円)もあります。おみやげにぴったりです。
そしてビッグニュース。10月26日(土曜日)午後3時、カオハガン島のオーナー、崎山克彦さんが「飛ぶ魚」にいらして、お話をしてくださいます。自然とともにある人間らしい暮らしのユートピアの実現にむけて、島民といっしょに、力を尽くしてこられた方です。
著書『何もなくて豊かな島』(新潮社)にはそのあたりの事情が語られていて興味深い読み物になっています。またその日にあわせて恒例の?アペリティーボタイムも設けたいと考えています。当日はいまきみちさん、西村繁男さんご夫妻もご来場のされる予定です。30名ほどしかスペースがありませんので、ご興味ある方はお早めに「飛ぶ魚」にお申込みください。
☆10月26日(土)
PM3:00~4:00 崎山さんのお話
PM4:00~4:30 カオハガンの歌・ピアノ、ギターの弾き語 り・新(あたらし)さん
PM4:30~5:00 茶話会
会費1000円
PM5:30~6:30 崎山さんを囲んでアペリティーボ
(おつまみとちょっと一杯)
会費1000円
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