南塚直子展の最終日、たくさんの方がいらしてくださいました。子どもたちもWちゃんとNちゃんには私が、Kファミリーの子どもたちにはお母さんが、それぞれ原画展示の絵本『ぽぽとクロ』を読んであげて、展覧会のいいしめくくりになりました。子どもたちも満足したようすで、もう一度原画を見に行ったりしていました。小さい時にこんな形でほんものの絵と接する経験はとても貴重だと思います。これからもたくさんの子どもたちに絵本の原画に接してほしいと思い、せっせと来年の企画をたてています。
きょうはランチもデザートも売り切れ状態でうれしかったです。いつも木曜日は買い出しをしたあと、台所にはりついて準備をしているので、たくさんの方が食べてくださるとほんとにありがたく、うれしいのです。きょうは小田原の生活クラブ生協の方たちもいらしてくださって、ほとんどの食材を安全でおいしい生協からとっている、子どもたちにも安心だから、とお話しました。
さて、最終日、南塚さんの絵をひとめ見たい、もう一度見ておきたい、という方たちもかけつけて、美しい銅版画、かわいい陶板の絵をゆっくり見ていかれました。いつもながら、これでお別れ、と思うと、どの絵も離れがたい思いですが、今回はそう思われた方たちのお家に行った絵もたくさんありました。「自分のための大好きな一枚の絵が家にあると、飾ってなくても、ちょっと嫌な気分になったときとかに、こっそり見るの。そうするとすごくいい」と語られていた方もいらっしゃいました。たしかに、大好きな絵は、ずっと自分のそばにいて、支えてくれるようなきがします。プリントされたものとは違う確かな命の味わいみたいなものが宿っているからでしょうか。
次回は11月7日12時(11時半ではないのでおきをつけください)オープン、金,土、日もやっています。あの『カニツンツン』の原画がならびます!
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