夏休み、泊りに来ていた中3の孫が窓の外を見て「わ、すげえ」というので、振り返ってみると大きな虹。「飛ぶ魚」の前景全部にかかる虹。こんな大きな虹はじめて。虹の端っこから虹の橋をわたってもう一つの虹の端っこへ行くお話があったけど、これみると、歩けそうだった。虹の向こう側のはしっこのところに黄金の鍵がある、というので、それを探しに行くお話はG.マクドナルドのお話だったっけ、と思いながら長いこと見ていました。これを見ることができただけでも、受験生で勉強とスマホにあけくれている孫がここにきてよかった。なぜか今年は台風が来たりサメが来たりで思うように海に入れずに夏を味わいきれてない気分でしたが、ちょうどそのころ赤紫蘇をたくさん持ってきてくださった方がいて、またちょうどそこへ「赤紫蘇シロップつくりましょう」とさっさと新聞紙をひいて紫蘇の葉っぱをとってくれる若い友人が来てくれて、できました! 赤紫蘇シロップ。このシロップを炭酸で割ると、きれいな夏の飲み物が。飲んでみたらとてもおいしかったです.つれあいのTANが不在だった3日間、孫や友人とゆっくりゆっくり、話したり、作ったり、飲んだり、食べたりの日々が、ほんと、夏休みでした。
夜はケイト・モートンの『秘密』を読んで、やめられず。このミステリーの結末は下巻にあるのに、今図書館にないので、がまんして、別の本を読むことにしました。お母さんの結婚前の「もうひとりのお母さん」の姿を娘が探りだす話なのだけど、結婚前のお母さんがもう少し魅力的だったらいいのに、と思いながら読んでいます。戦争の真っ最中の話だから、若い娘がいろんな価値観に翻弄されたのも無理はないのだろうな、戦争はいやだな、人をヘンにしてしまう、と思いながら。
今週の後半は、次回展示の南アフリカの女性たちの手になるマプラ刺繍の絵本のもとになった刺繍と作品をおあずかりしに、名古屋へ行きます。きょう、ご案内を発送いたしましたので、もうすぐお手元に届くことと思います。9月4日(金)11時30分オープンで、9月5日(土)PM2時よりマプラ刺繍について、コレクターであり、訳者である三浦恭子さんお話がありますので、ぜひおいでください。参加自由で会費1000円です。お申込みは「飛ぶ魚」へ。
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