新しい年がはじまりました。「飛ぶ魚」からは真鶴半島の向こうから輝いてのぼる初日の出を見ることができました。
それぞれの孤独を大事にかかえながら、家族も友人も「飛ぶ魚」をめぐるひとりひとりの方たちも、子どもたちを守りながら、あたためあっていけたら、と願います。
昨年の暮れ『ぼくたちに翼があったころ』(タミ・シェム=トヴ作 樋口範子 訳 福音館書店)をひとことひとこと味わいながらゆっくり読んで、その思いをいっそう強くもちました。あの子どもたちとともにナチスのガス室に消えたコルチャック先生がどんなふうに子どもたちに希望の翼をそっと宿していったか、その生き生きした日々が描かれた本です。今年も絵や絵本、本や人、子どもたちとの幸せな出会いがありますように。
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