今週のはじめ、沖縄出身で真鶴在住の岡田和枝さんがまた三線をたずさえて「飛ぶ魚」に来てくださり、あの艶やかな天へぬけるような歌声をきかせてくださいました。これは”試し”で、本番は7月9日(土)AM10:30~11:30の「飛ぶ魚絵本の会」夏スペシャルです!
「飛ぶ魚絵本の会」のスタッフが集まって、夏にぴったりの絵本と沖縄の昔話の絵本を選び、後半の三線ライブのプログラムを相談。手遊び歌あり、紙芝居ありで、子どもたちにはまたとない楽しい体験になりそう。そしてお楽しみは最後に予定している「カチャーシーを踊ろう」。沖縄の人たちは歌があったから、苦しい歴史も乗り越えてこられた。歌は沖縄の人たちの体をつらぬいて生きているーーそう岡田さんは語ります。小学生のお母さんでもある岡田さんの生き生きした話しぶりに誘われて、みんなで小学校時代の自分のことや、自分の子どもたちのことをあれこれ話して盛り上がりました。そして、小学校が、みんなが違っていていい、楽しい場所だといいね、と話しました。
私は絵本の仕事で、秋野亥左牟さんのすんでらした小浜島の海でタコを見たり、宮古島へいって狩またの祭りを暗がりからのぞいたり、座間味島の海の中でザトウクジラの歌を聴いたり、石垣島で海を歩く漁師さんをたずねたり、黒島で牛を見たり、何度か思い出ふかい旅をしました。いつも島には泡盛があり、カチャーシーがあり、元気なおばあたちがいました。
私たちが沖縄の人たちに押しつけてきた苦しみを覚えながら、沖縄の地から響く歌を、踊りを楽しみたいと思います。大人の方だけの参加もOKです。
この日はランチと飲み物(800円)のご用意もあります。お子様はお弁当持参もOKです。
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