晴天に恵まれた「堀川真展」は終わりました。たくさんの親子づれに楽しんでもらった展覧会。堀川さんの暖かい子どもへの姿勢が、絵にも遊びにも現れていて、それがいっそう「飛ぶ魚」の場を居心地よくしてくれているように思いました。最後の日に堀川さんの育児漫画『たぶん、なんとかなるでしょう』(福音館書店)を手に1年ぶりに来てくれたNちゃん。着いてすぐ奥まで歩いて行って「飛ぶ魚ちいさくなった」と不思議そう。「飛ぶ魚は変わらないけど、Nちゃんが大きくなったんだね!」というと「ふーん」とまだ不思議そうでした。Nちゃんは『たぶん、なんとかなるでしょう』がおもしろくてたまらないらしく、ひとりで読んでは笑っていました。
昼間来た子どもたちも堀川さんの『あかいじどうしゃ よんまるさん』(福音館書店)を熱心に読んでいました。一度はわたしが読んであげたりもしました。
なんといっても子どもたちに人気があるのは堀川さんがワークショップで教えて下さった紙飛行機とその発射台。子どもたちのやったー!という笑顔を見て、おかあさんたちもうちに帰ったら、発射台つくってみる、とはりきってました。
金曜日は夕方しか来られない父子づれがいらしたので、ほかの二組の母子も合流、とつぜんの親子ワインの会になり、ワイン好きの私は子どもたちが飛行機を飛ばして喜ぶ姿を見ながらの楽しいひとときを過ごしました。お母さん、お父さんはじっとすわってはいられないけど、テーブルにもどってはお話をして、また子どもたちと遊ぶ、こういう過ごし方って楽しいな、とおもえたひとときでした。子どもの時間は短い。子どもといっしょに親が遊べる時間も短い。それはたからもののような時間!
「飛ぶ魚」は5月18日(金曜日)までお休み。19日(土曜日)PM2:00より展示の画家、おかいみおさんのトーク会(1000円)PM5:30より夕食会(2000円)があります。どうぞご参加ください。