8月、昨晩湯河原町で賑やかに花火が上がった翌日の今日、「淺井裕介展」が始まりました。原画展示の絵本は『ワニはなび』(福音館書店)。月や星を首が痛くなるほど一生懸命見上げていたワニが、花火に飛び上がり駆け出し、ついに口からワニはなびを打ち上げてしまうー見ること、見つめ続けることの喜びを描きます。エネルギーが満ち満ちる絵を描かれた淺井裕介さんは、今山梨県美で開催中の「ミラー展四人の現代作家たち」に、壁一面床一面の大作を発表中。岡山の美術館では建物の壁面いっぱいの絵の制作を終わられたばかり。ダイナミックな大作を作られる中で、「飛ぶ魚」の展覧会で初めての絵本『ワニはなび』の原画と、ワニや愛らしい小動物たちの陶の作品も出展されています。
「飛ぶ魚」の空は夏の空が青く、向こうに見える青い海も、おいで、と誘っているようです。暑い夏の日、「飛ぶ魚」の花火の絵で元気をもらいにいらしてください。明日はランチはいっばいになりましたが、新作夏パフェを作ってお待ちしています。